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「食べちゃったっていいのにな!」第1話  アニメ雑感 後編 

こんにちは、おりうです。

今回は「食べちゃったっていいのにな!」アニメ雑感です。 

前編に続いて、後編やっていこうと思います。

 

「食べちゃったっていいのにな!」第1話 アニメ雑感 前編 - オリブロ oriblo

 

後編では、PRアニメとしてはどうだろう、という視点で、小見出しを付けながら感想を述べていきます。

要するに粗探しです。

 

あくまで素人目線ですので、その辺はご容赦下さい。(予防線)

 

タイトルが長いし、微妙に覚えにくい。


これはアニメ本編とはあまり関係ないのですが、このアニメを知ってもらう上で大事な要素だと思います。

このアニメ、名前が覚えにくい。

この題名って、どういう意図があって付けられたんでしょうね。
由来をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えていただきたいです。

 

少し特徴的なところも覚えにくさに拍車をかけているのではないでしょうか。

(俺だけ?)


日本人は兎に角、名称を略しまくる民族です。

アニメのタイトルとて例外ではないですよね。最近では「よりもい」ダリフラなどが分かりやすい例ですね。
私自身、いちいち「食べちゃったっていいのにな!」と打つのはダルいです。
口に出すのなんて尚更です。

言い方を変えるなら、知名度アップのために「愛称」が欲しいところです。

だいたい4文字くらいで。

「食べちゃったっていいのにな!」の愛称。どんなのがいいんだべ。

「食べにな!」「いのにな!」「つたつて」

…俺にはムリ。バカかよ。

 

なんか良いのないですかね。糸井さん。

 

 

人気声優をキャスティングできたのはすごい。

「食べにな!」(笑)は人気声優を起用しています。それも一人や二人どころではなく、登場キャラクター全てに今をときめく声優がそれぞれ声をあてているます。

流石に、銀河万丈さんや野沢雅子さんといった大御所声優は出演していませんが、アニメ好きなら誰でも知っているような、一線級で活躍している方々をキャスティングできちゃうのは、純粋にすごいと思います。

 

すごいけども、、

「食べにな!」にかける予算や、声優の出演料はいくらくらいなのかについては全く知りませんが、どこにそんなに雇う金があった!?とどうしても思ってします。

ただ、「食べにな!」は、1話が5分そこらのミニアニメです。そのへんも加味すると、人気声優人海戦術も、意外と予算的にはイケるものなのかもしれないですね。

 

さて、この人気声優人海戦術は、話題性を呼ぶ点では極めて単純で効果的と言えるでしょう。(話題になってたよね?少なくとも福島県では)

 

実際のところ、私自身も

福島県産食物PRアニメ」だから観た。

というよりは、

「人気声優がわんさと出演するらしい」から観た。

という側面の方が強い気がします。というか強いです。

 

声優を客寄せパンダに利用するってやっぱり効果的なんですかね。

 

誤解を恐れずに言うなら、日本全国民にとって、「福島県産食物」など、別に興味ない存在なのかもしれません。もっと言えば存在すら知らないかもしれない。

PRで重要なことは、「存在を知ってもらうこと」ですよね。

 

福島県としては、

「まず、人気声優目的で観てもらい、ついでに福島の食べ物も知ってもらう。」

ということを意図して、人気声優の起用に至ったのでしょうね

 

少なくとも、私には効果的でした。

 

(というか、今書いたことって、誰でも推測できますよね。何長々と能書き垂れてるんだろう俺。恥ずかしい…。何が考察だよ気持ちわるい。)

 

 

 

 

さて、ここからが本題と言ってもいいでしょう。(多分)

Youtubeで公開するということについて考えてみる。

まず、Youtubeで動画を公開することのメリットを考えてみますか。

・全世界に向けて発信できる。

・利用者がたくさんいるので、たくさんの人に視聴してもらえる可能性がある。

・公開やチャンネル開設には特に費用はかからない。

・コメント機能によって、反響を知ることができる。

・観たい人はいつでも観ることができる。

 

ざっとこんなとこでしょうか。ぱっと見、よさげな感じがしますね。

 

では、デメリットはなにか。

それは

観ようとした人しか観ない。(存在を知っている人しか観ない)

これに尽きるでしょう。

 

Youtubeで「食べにな!」を観るには、検索しなくてはなりませんよね。

他には、福島県のリンクから飛ぶか、民友とかのリンクから飛ぶか、出演している声優のブログから飛ぶかとかありますけど、基本、能動的に検索することが必要になると思います。

 

動画ストリーミングサービスと地上波との決定的な違いは

見せたいもの無理矢理見せられるか否か、という点だと思います。

 (地上波もチャンネル変えられるじゃんとか、そういうツッコミは野暮ね。)

 

動画の存在そのものを知らなかったら観らんないじゃん!

そう思うわけです。

 

これを踏まえて、

「食べちゃったっていいのにな!」には何が足りないか、結論付けます。

結論

「PRアニメを作りましたよー」っていうPR、宣伝をまずしなければならない。

いくら作品の出来がよくても、存在そのものを知ってもらわなくちゃ、その良さを知ってもらうことすらできない。

これが、「食べちゃったっていいのにな!」に欠けているものだと思います。

福島県は、宣伝広告費にも力を入れるべきでしょう。

せっかくYouTubeを使うんだから、動画の合間に流れる広告も利用すればいいのにね。

 (※追記、広告で流れてたそうです。すいません)

さらに、声優に力を入れているんだったら、ファンの層が多少厚そうな「ニコニコ動画」にもアップしたりと、Youtubeだけにこだわることもないでしょう。

 

県の公式ツイッターがあるのであれば、面白いシーンだけ抜粋して、5~10秒程度の動画として流してみたり。

やりようはたくさんあると思います。

 

ちなみに、再生回数は

第1話 約30万回

第2話 約10万回

第3話 約21万回

第4話 約2千回

第5話 約1000回

 

こうしてみるとなかなかな数字です。

英語字幕版に至っては、100万回を越えていました。

 

あれ、結構観てくれてんじゃん。

 

あれこれ書きましたが、杞憂だったかもしれませんね。なーんだ。

 

ただ、一点、不可解なことがありまして、高評価低評価の数がやけに少ない。

なんでですかね。コメントができないからどんな人が見てるのかも分からないし。

うーん。まさかね。

 

 

 

余談

あと、これ余談だけど、こっちのほうが声を大にして言いたいかもしれない。

なんでコメントできねーんだよ!

観てくれた人がどういう感想を持ったのか知りたくないの?

褒めることも、文句つけることもできないじゃん!

反響を知って、それをもとに「次はどうしようか、どういう展開をしていこうか」って模索することができるんじゃないの?

再生回数だけでそれを推し量るのもどうかと思うぞ。

 

まさか場当たり的に思いつきでアニメ作って、ハイ終わり。じゃねーだろうな。

 

これ言いたくなかったけどね、

コメントできないだけで「お役所仕事」感、ダダ洩れしたよ。

せっかく福島ガイナックスがいい仕事したのに。

 

 

お目汚し失礼しました。

では。

 

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