オリブロ oriblo

ブログ主が 好きなこと、ハマっていることを淡々とご紹介するブログです。

ヴィーガンについて考えてみた。

最近、というか結構前から

ヴィーガン」という言葉をよく耳にするようになりました。

というわけで、

今回は「ヴィーガン」について、思うところを書いていこうと思います。

※念のため書いときますが、この記事はヴィーガンの考え方を肯定もしなければ否定もしません

 

 

ヴィーガン」とは

まず、ヴィーガンについてご存知ない方のためにざっくりと説明しようと思います。

(やさC)

特徴をものすごくざっくりいうと

 

・食事は野菜と穀類由来のものだけ。

・動物由来のものは絶対に口にしない。

・毛皮やシルクなど、動物由来の衣類は身に着けない。

 

などなど、徹底した菜食主義のことを指すそうです。

こういった生活を送る背景には、健康志向の他に、畜産や屠殺から動物、ひいては自然を守ろうという意図があるそうです。(人によるみたい)

牛乳とか卵は勿論、虫由来のもの(はちみつとかシルク)もダメっていうのはすごいですね。(はちみつも人によるみたい)

 

海外には結構いるみたいで、アスリートにもいるみたいですよ。

 

なんで「ヴィーガン」っていうの?

「Vegetarian」(ベジタリアン)を略して「Vegan」(ヴィーガン)らしいです。

しっかし、なんでこう、「悪の秘密結社」みてーな名前にしちゃうんすかね。

英語ってのを加味しても、耳障りは良くない名前ですね。名前大事よ。

 

 

なんでヴィーガンに着目したの?

ヴィーガンという存在を知ったのは数年前なのですが、その時の私は「ヴィーガン?胡散臭ぇ連中じゃ。気持ちは分かるがそのうち栄養失調なるで。」と割と懐疑的な立場でした。

といっても、排斥しようだのそんなのは考えたことはなく「好きにやれば?」といった、無関心に近い立場にいました。

 

そんな折、Youtubeをぶらぶらしてたらこんなチャンネル見つけたんですよね。

www.youtube.com

日本人のヴィーガンの方のチャンネルです。

ヴィーガンのレシピ動画が中心で、DIY動画などもアップされています。

この方の部屋が兎に角お洒落で、特にキッチン周りがカッコイイんですよね。

動画もカッコいいし。男が惚れる男って感じです。

ヴィーガン界では割と名を知られている方のようで、レシピ本なんかも出されています。

 

高嶋綾也 PEACEFUL CUISINE ベジタリアン・レシピブック

高嶋綾也 PEACEFUL CUISINE ベジタリアン・レシピブック

 

 

んで

ヴィーガンの方って、肉と魚は勿論、卵や乳製品も口にしないとあって、「普段どんなもの食ってんだっぺ」と思い、何点か見てみたんですね。

 

 肉や魚はダメなのに、なんで植物はOK?

動物の命を奪うのはダメなのに、なんで野菜や穀物などの植物はOKなんだ?

って考える方が多いと思います。自分も思っています。

ヴィーガン側の考えは、脳があるかないか、痛覚を感じるかどうかという点で、双方を区別しているそうです。

これは日本人特有の感性かもしれませんが、アニミズムの観点から植物にも命は宿っているので、植物だけ特殊な扱いすんのはどうなの?方便じゃないのっていう疑いが生まれます。

 

また、家畜の飼料のための農地を、野菜のための農地として作り替えれば、人類全体に分配できるほどの食糧が確保でき、飢餓が無くなる、という視点もあるみたいですね。

 

ここらへんの考え方の違いは宗教とかも絡んでとてもナイーブだと思いますので、触れるのはこのへんにしとこうと思います。(ビビり)

 

 

肉や魚を使わなくても、うまそうな食事は作れる。

弊害が大きいぶん、創意工夫は生まれるものなんですかね。

使っている食材は野菜や穀物なんですけど、牛乳は豆乳で代用したり、ココナッツオイルで動物性脂肪を代用したりと、工夫が面白いです。

ラーメンなんかもありました。

 

そのなかでも分かりやすいのは大豆ですね。「畑の肉」と言われるくらいですから、活用方法は多岐に渡るみたいです。

豆腐なんてのは「肉」の代用として使いやすいみたいです。

豆腐をそぼろ状にしてひき肉に見立てた麻婆豆腐なんてのもありました。

 

「おめーらなんだかんだ言って肉食いてーんじゃねーか」って少し思いましたが、

よく考えたら、彼らの中には食肉や乳製品量産装置として人間に生殺与奪を握られている動物たちと自然環境を守る目的でヴィーガンになった人もいるわけで、必ずしも単純に肉と魚が嫌いだからヴィーガンになったわけではないんですよね。反省。

 

ヴィーガン食って、栄養的にはどうなの?

いくら工夫を凝らしても限界はあるみたいで、ビタミンB12たんぱく質などは欠乏気味になってしまうそうです。

しかし、海苔やワカメ、豆腐などを摂取すればこれらの栄養はカバーできるそうです。

そう考えてみると、これらの食材を頻繁に使う日本食は、ヴィーガンと相性が良さそうな感じもしてきますね。

 

さっきのYoutubeチャンネルの方は、ヴィーガンになってから健康になったそうです。

よく、ヴィーガンになった経過報告で「不健康になった」とか「最近調子が悪い」って言ってる人がいますが、始めて1か月そこらで目に見えて効果が表れるものなんですかね。実際に野菜だけで生活するなら、そもそもの食べる量を増やさないとならない気もしますし。やり方が適切でないか、中途半端なんでしょう。

勿論、本当に体質に合わない方もいらっしゃるでしょうけどね。

 

食事だけ気をつければヴィーガンになれるってわけでもない。

食べなければいいってわけではないです。衣類や化粧品にも、動物由来のものが使われているものは避けなければならないそうです。

どうやらペットもダメみたいですね。

石鹸や歯磨き粉にも動物由来の成分があるそうで、いやぁ大変ですね。

 

広がるヴィーガン

日本でもヴィーガンは広がっているようで、ヴィーガンのレストランは勿論、ヴィーガンのグルメフェスなどのイベントも開催されているそうですね。

http://tokyo-vegefest.com/

さきほどのYoutubeチャンネルにもその様子がアップされています。

 

じゃあヴィーガンになりますか?って言われると…

うーん、ヴィーガンの理念には理解できる部分もあるというか、ほぼ同意なんですが…

端的に言うと、まだまだ肉と魚食べたいなぁ、卵も乳製品も欠かせないなぁって感じです。

だからといって「罪もない動物たちを殺すことに何も感じないのか!」と言われるとそういうわけでもなくて、勿論、糧となってくれた命には感謝していますし…。

ヴィーガンの方には「いただきます、ご馳走様」も所詮人間のエゴに過ぎないと考えている方もいらっしゃるようで、、、難しいですね。

ヴィーガン」って名前もなんか嫌だし。

 

ヴィーガンの人たちと付き合っていくには。

自分の知り合いの中にはヴィーガンはいないのですが、今後出会う可能性は高いでしょうね。

一緒にご飯食べるってなっても、どこで食べるか揉めそうですね。

というか、ヴィーガンの方って肉食の食生活についてどう思っているんですかね。

めちゃくちゃ見下されてそう。

現実にはみなさんどうしていらっしゃるんですかね。知りたいです。

 

でも、「ヴィーガン」って名前はどうにかならないもんですかね。

さいごに

もし、この記事を読んで不快になったヴィーガンの方がいらっしゃいましたら、是非コメントでその旨をお伝えください。記事の訂正か削除などの対応を取ろうと思います。